2011 October

aalto coffee トラベラーズ ブレンド

(2011年10月28日)

 

 

四国徳島の「アアルトコーヒー」さんは、2009年の夏に訪れて以来、チームのみんながファンになってしまった自家焙煎のコーヒーショップ。

 

豆本来の味わいを感じることができるコーヒーはもちろんですが、店主であるコーヒーロースター庄野雄治さんの真摯にコーヒーに向かう姿勢や熱い人柄にもすっかり惚れ込んでしまったのです。

 

最初にここを訪ねた時、東京から来たんですよと、話しかけると、熱くコーヒーについて語ってくれました。私たちがトラベラーズノートについて話すと、さらに話は盛り上がりました。コーヒーとノートというまったくかけ離れたものですが、モノづくりに対する考え方に何か近いものを感じたのです。話題は「ノートとコーヒーで何かしたいですね~」なんてことになりました。

 

その時、密かに思っていたことを口にしてみました。「トラベラーズノートをイメージしたトラベラーズブレンドを作ってください」すると「いつでもやりますよ」と答えてくれました。

 

それから何ヶ月かして、イベントのプランを詰めていくなかで、このトラベラーズブレンドを実際に作ってもらい販売することや、その過程をトラベラーズプレスに掲載することを考えました。そしてその取材のために徳島を再訪問しました。その時の旅のことや、焙煎の過程についてはトラベラーズプレスに書かれています。

 

そして、待ちに待っていたトラベラーズブレンドの封を開ける瞬間がやってきました。手動のミルで豆を挽き、前に庄野さんに聞いた淹れ方でゆっくりとお湯を注いでいきました。シュワっという音とともにコーヒーが膨らんで、ぽたりとガラスに褐色の液体が落ちていきます。いつもなら、そんな音を聞きながらゆっくりと流れていく時間を楽しむところですが、そのコーヒーがトラベラーズノートのために作られたかと思うと、胸の高まりを抑えきれません。

 

そして、コーヒーを飲みました。すっきりとした口当たりのなかに、少しほろ苦さを感じます。そして、優しく柔らかな味が広がりました。庄野さんは、そのコーヒーのイメージを旅の途中に優しく染み入るようにと表現しました。まさに旅人のためのコーヒーです。

 

トラベラーズファクトリーでは、孤高のコーヒーロースター、庄野さんが本気で作り上げてくれた、トラベラーズブレンドをご用意しています。

 

その場で豆から挽き、ドリップした新鮮なコーヒーを1階で販売しています。それを2階にお持ちいただき、ノートになにかを書き留めたり、2階にある本棚の本を自由に読んだりしながら、ゆったりお飲みいただけます。

 

また、常時、豆の販売もしておりますので、このコーヒーをゆっくりと飲みながら、それぞれの旅の記憶を思い返してみてください。新たなる冒険の旅へ向かう勇気と力が少しだけでも湧いてくれば幸いです。

 

ポストカードキャンペーン 入賞作品展示中!

(2011年10月28日)

 


今年もたくさんのポストカードキャンペーン「みんなのおすすめ旅スポット」が集まりました。今年の入賞作品80点をファクトリー2Fに展示しています。たくさんの旅人たちからの、心のこもったおたよりをお楽しみいただけます。どれも素敵で、見ていると旅心がくすぐられ、今すぐ旅に出たくなります。次はどこに行こうかなと旅の計画をたてに来ていただくのもいいですね。

「これ私の作品なんです」とお声をかけていただけると、スタッフはみんな嬉しいので、ぜひ展示させていただいている作品がありましたら、教えてください!

トラベラーズファクトリーの2Fでは、ノートに何かを書き留めたり、2Fの本棚の本を自由に見ていただけますので、ぜひコーヒーを飲みながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。コーヒーは「トラベラーズブレンド」を1Fレジにて販売しています。

路地裏にひっそりと佇むトラベラーズファクトリーは、いつでも旅人の訪問をお待ちしております。疲れたなと感じたときは、ファクトリー2Fのソファーでコーヒーをお飲みいただけれは、次の旅に出る勇気が湧いてくる。そんな空間ができたと思います。

展示は11月下旬頃までを予定しております。ぜひ、たくさんの旅人たちからのたよりに会いにいらしてください。

TRAVELER’S PRESS 01

(2011年10月26日)

 

 

トラベラーズノートを通じて広がった仲間たち。その仲間たちの世界を感じてもらいたくて、リトルプレス TRAVELER'S PRESS を発行しています。第一号は「トラベラーズノートと仲間たち」。

 

内容を紹介させていただきます。


プロローグ 「トラベラートノートと仲間たち」

<特集1 : TRAVELER'S bread>

どこにでもあるようで、どこにもないパン 

料理制作/オカズデザイン 写真/キッチンミノル

<特集2 : 徳島「aalto coffee」を訪ねて>

一杯のコーヒーを飲むために旅に出る。

<特集3 : 寝台列車で行くチェンマイへの旅>

<工場訪問記>

トラベラーズノート革カバーの工場/タイ

スパラルリングノートの活版印刷工場/日本

ブラス定規のプレス工場/日本

<TRAVELER'S FAVORITES>

CAFE/ エレファント ファクトリー コーヒー

BOOK/ FLAT HOUSE LIFE

<オマケコラムのページ>

すてきな里山ライフ

Souvenirs from THAILAND

What's in the bag? (Patrick Ng)

など・・・

<付録>

ロゴ入りカスタマイズ用ステッカー

※ステッカーの付録付は数量限定です。

 

表紙は素朴な素材感のある紙を使用し、味のある窪みやカスレが表現できる活版印刷で仕上げました。下町の小さな印刷所の職人の匠の技により、トラベラーズらしい素材感と佇まいを感じる素敵な表紙が出来上がりました。

 

このTRAVELER'S PRESSには、私たちがほんとうにいいなあと思っていて、好きで共感できる人やモノ、場所が詰まっています。

 

トラベラーズノートに何かを綴っていくことは、自分が好きなことを追求する旅でもあります。きっと皆さんのトラベラーズノートは、それぞれの大好きなものでいっぱいになっているはず。この本を読むことで、その大好きなものリストに書き加える何かが見つかれば幸いです。

 

読むと、新しい旅を始めたくなる、そんな本が出来たと思いますので、ぜひお手に取って読んでみてください。

 

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トラベラーズファクトリーオープンしました!

(2011年10月25日)

 


10/22日にトラベラーズファクトリーは無事オープンを迎えることができました。

オープン前の数日からオープン、そして日曜日までは、怒濤のような日々でしたが、たくさんの人々がファクトリーに集まって、たくさんの笑顔に囲まれて、たくさんの感動をいただきました。ありがとうございます。家に帰り、ネットでその反響を見ていると、ファクトリーについてとても素敵に書いて頂いたブログの中にある文章の引用を見つけました。

「野望やただの義務感からは、本当に価値のあるものは生まれません。それは人や対象となる物への愛と献身から芽生えます。(アルバート・アインシュタイン)」

トラベラーズファクトリーを作るにあたってしみじみと思ったのは、たくさんの愛によってこの場が生まれたということ。当事者である私たちが愛を込めるのは当たり前のことですが、他にも関わっていただいたたくさんの方々の愛と献身によって、トラベラーズファクトリーができあがりました。

プレオープンとオープンイベントに、レモネードやトラベラーズブレッドを作ってくれたオカズデザインさんは、来てくれた方々に喜んでもらいたいと、こちらの依頼以上の材料を持ってきてくれました。そして、オカズデザインさんらしい、最高の料理やレモネードを振る舞ってくれました。美味しかったです。

アアルトコーヒーの庄野さんは、連日の注文に対応してくれて、頼んだその日に焙煎してくれて美味しいコーヒーを送ってくれました。

内装施行を担当してくれたアートフリークの大将こと成田さんは、オープンの日もずっとお店にいてくれて、建物に問題がないかチェックしてくれました。長い間休日返上で対応をしてくれた担当の長束さんも、ずっとお店にいてくれて、この日に買おうと決めていたんですよと言って、嬉しそうにキャメルを買ってくれました。補強工事を担当してくれたa’DandCさんとともに最大の愛情と献身でトラベラーズファクトリー作りに携わっていただきました。皆さんと一緒にファクトリー作りが出来て最高に幸せでした。

かっこいいカメラストラップや自転車キーを納品してくれた金沢のbenlly's & jobのタナカさんは、経験と独創的なアイデアによって培ってきたお店作りのたくさんのノウハウを惜しげもなく私たちに教えてくれました。

ほんの少ししか注文ができないのに、オリジナルのシャツを作りたいというわがままなお願いを快く受け入れてくれて、素敵なトラベラーズファクトリーオリジナルシャツを作ってくれたAIR ROOM PRODUCTSのかもさん。

革小物やチャーム、Tシャツなど、少ないオーダー数にも関わらず、面倒な願いを受け入れて、素敵に仕上げてくれたタイ・チェンマイのKさん、Yさん。

通常の納期では絶対間に合わないのに、私たちのために都合をつけて、最速の納期で最高のソファーを届けてくれたTRUCKの黄瀬さん、唐津さん。
 
2Fの床は、良い感じにペンキ汚れがのこっているWOODPROさんに、足場材を特別にご用意いただきました。

表の鉄の文字の看板は、鉄作家の成田理俊さんの手づくりの力作。

2Fの一部にはカラーワークスさんのペンキを使っています。

万力が付いたテーブルは、流山工場で長年使い続けられていたものを無理を言ってお借りしました。

今は大きくなった会社の始まりの場所であるこの建物を、私たちの願いを受け入れて、快く貸してくれたNさん。

他にも書ききれないほどたくさんの方々の愛のある協力をいただきました。
そして最後に、オープンを迎えたこの場に集まり笑顔を見せてくれたたくさんの旅人たち。

トラベラーズファクトリーは、野望や義務感ではなく、たくさんの愛と献身によって成り立っています。だからこそ、最高に素敵な空間なのだと思います。

皆様ありがとうございます。

そして、これからもトラベラーズファクトリーをなにとぞよろしくお願いします。

 

ファクトリーオリジナル  トートバッグ

(2011年10月13日)

 

 

ファクトリーオリジナル トートバッグは、オーガニックコットンを使用し、インドで縫製しています。

 

オーガニックコットンとは、科学肥料や農薬などを使わずに自然な農法、栽培法によって作られ、加工の段階でも科学処理をせずに作られた無農薬有機栽培綿のことです。有機栽培法とは、科学肥料に代わる、その土地・環境に合った様々な工夫を凝らして行われる農法のことで、 限りなく環境への負担を減らした、ナチュラルな栽培法です。(Green TEE websiteより引用)

 

いつも使うものだからこそ、気持ちよく使える素材をえらびたいという想いから、Green TEE さんに作ってもらうことにしました。

 

実際に使っていると、風合いが少し柔かくなり、なじんでくる感じがとても心地よいトートバッグです。

 

「オープンイベント」開催します!

(2011年10月6日)

 


10/22日「トラベラーズファクトリー」がオープンします! トラベラーズファクトリーのオープン日、あのオカズデザインさんがとびっきりのレモネードを持ってやって来てくれます!そして、なんと来店されたお客様に振る舞ってくれます!ファクトリー2階では、 ポストカードキャンペーン2011の入賞作品80点を展示をします。

01:オカズデザインさんによる「トラベラーズレモネード」登場!
オカズデザインさんは、”時間がおいしくして くれるもの”をテーマに活動している料理とグラフィックデザインのチーム。 映画「食堂かたつむり」や、NHKテレビ小説 「てっぱん」の料理制作を担当していたり、 雑誌やウェブでのレシピ制作など、さまざまな場所で活躍しています。
もの作りの考え方にトラベラーズノートとどこか通じるものがあり、「トラベラーズプレス」や「トラベラーズタイムズ」にも登場してもらっています。
トラベラーズファクトリーのオープンという記念すべき日のイベントをどうしようかと考えた時、あのおいしいオカズデザイン特製のレモネードを皆さんに飲んでもらいたいと、まっさきに思い浮かびました。
甘酸っぱいレモネードは、旅の途中にぴったりの飲み物です。10月22日(土)のみのスペシャルイベント。
無料でお楽しみいただけますのでぜひ、オープン初日に遊びに来てください。

*たくさんご用意していますが、数に限りがありますので、終了の場合はご了承ください。

02:TRAVELER’S POSTCARD Campaign 2011!入賞作品80点を展示!

(10月22日〜11月下旬頃まで)
今年もたくさんの「みんなのおすすめ旅スポット」が集まりました。その中の入賞作品80点をファクトリー2Fに展示します。たくさんの旅人たちからのたよりをお楽しみください。

03:オリジナルコースタープレゼント!
オープンを記念し、5,000円以上お買い上げのお客様(先着100名様)にオープン記念オリジナルレザーコースターをプレゼントいたします。(なくなり次第終了となります。)

楽しい企画たくさんですので、ぜひオープン初日の22日、トラベラーズファクトリーに遊びにいらしてください!

 

ファクトリーオリジナル  マスキングテープ

(2011年10月6日)

 

 

9/27日〜10/3日まで京都・恵文社さんでのイベント、「トラベラーズノートと仲間たちin KYOTO」で先行発売した、ファクトリーオリジナル マスキングテープです。黒はファクトリーのロゴ、青は飛行機の手荷物につけるバゲッジラベルをイメージした柄になっています。トラベラーズファクトリーの備品として使うマスキングテープを作ったところ 、とても素敵に出来たのでそのまま販売することにしました。

ノートのカスタマイズにも、もちろん最適です!


 

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